現代仏壇について | 岐阜市の仏壇(現代仏壇 モダン仏壇 家具調仏壇)なら現代仏壇ギャラリーnonomura.

家庭の仏壇と寺院の仏壇。

仏壇のルーツを調べてみると二つの説がありました。一つは仏教が日本に入ってきた時から仏壇の歴史が始まったという考え方です。 家庭の仏壇は「小さな寺院」であり、できるだけお寺に近い形式で立派に祀ろうとするものです。
もう一つは、日本人の多くは仏教の伝来よりはるか以前の弥生時代から、部屋に棚を設けて野花を飾り、先祖の霊を招いて祀っていたというものです。 日本民族学の創始者と言われている柳田國男氏はそれを「魂棚」あるいは「先祖棚」と呼んでいます。 日本の仏教はこの祖霊信仰とともに発展し今日に至ったそうです。

仏壇の始まりは魂棚だった。

ご先祖様に手を合わす。

現代仏壇はこの柳田氏の考え方に基づきそれを現代的に解釈し、いつも家庭と団欒ができる場、例えばリビングループなどで自由にお祀りできれば良いと考えました。 昭和59年のことです。当時の仏壇は特に子供にとっては暗く怖い雰囲気を持っていました。 それを明るく身近なものにいして、故人が好きだったコーヒーやお酒をお供えしたりみんなが集まってご先祖様とともにリビングでお月見をしたりできる雰囲気に作り変えたのです。
もちろん宗派に沿った祀り方もできます。それぞれのきもうぃに合わせてお祀りする、そういった考え方から現代仏壇が生まれました。

魂棚の考え方が
ここまで発展してきました。

もっと身近な場所で祀れるように、持ち運べる仏壇や壁に取り付けられる仏壇なども開発しています。 これはちょっとユニークな発想で建築家やインテリア関係者から熱い評価を受けています。
「現代仏壇ギャラリーnonomura.」には、このような生活空間にマッチするコーディネートやお客様の気持ちを形にする祀り方の提案が数々あります。是非ご覧になってください。

現代仏壇のこだわり

住まいやライフスタイルに寄り添えるように、世代を超えて長く使い続けていただけるように、
職人による丁寧なものづくりと、常に新しい発想でご提案いたします。

世界中から、
一番ふさわしい木を求めて

美しく質の良い現代仏壇をつくるために、日本に限らず世界中から、それぞれの製品に一番ふさわしい素材を採り入れています。
現代仏壇となる木材は、日本でいう「農林規格制度(JAS)」のように、各国でその品質の確かさを認められていることが前提。手間をかけて自然乾燥させた、木目が美しく、細工や加工が映える木材だけを用いています。

手間をおしまず、
妥協をゆるさない職人の技術

現代仏壇と仏具は、「輪島塗」「旭川クラフト」「有田焼」をはじめ、イタリアの「象嵌」「ヴェネツィアンガラス」など、職人による手仕事にこだわって国内外の工場・工房でつくられています。

仏壇づくりの難しさ

仏壇は空間に映える外観だけでなく、大切な人を祀る内部の美しさも重要です。
さらに、現代仏壇に必要なパーツは家具の数倍にもなり、熟練した技術と経験がなくてはつくれません。
大量生産ができないため、職人が思いを込めて、一つひとつ仕上げています。